なぜ施設写真なのか
「建築写真を一つでも美しく発信したい、させたい。」
当サイト管理者はもともと不動産会社のプロカメラマン兼WEBデザイナー兼マーケターでした。ゆえに様々な不動産広告に触れ、WEBサイト・チラシ・パンフレット制作、ブログ・情報サイト入稿、デジタル広告運用、建築写真の撮影など多くの実務を幅広く扱ってきました。
販売対象となる不動産は良ければプロカメラマンの手が入るため、完成し世に出るころには美しくファインダーに切り取られて発信されます。一方でいわゆる販売対象不動産の「周辺施設」と呼ばれるものは控えめに言っても魅力的に撮影される方が珍しく、何も知らない営業マンが片手間で撮ったものが広告に利用されることも少なくありません。そしてその「周辺施設」もすべからく建築物であって、販売されてないからと言ってないがしろにされる理由はどこにもありません。しかしながら、実務者側の視点で見ても販売されている美しい写真やカメラマンへの撮影依頼は非常に高額。これだけインターネットが普及しているにも関わらず、公共の景観たる施設写真がWEB上で乱雑に公開されているのも納得です。
このように建築物にとっても、写真利用者にとっても、写真を目にする第三者にとってもALL-LOSEな状況の改善策という立ち位置を当サイトは取っています。またユーザー目線で「手間が少なく、わかりやすく、適度に美しい」ことが普及の原則であることを鑑みて当サイトの設計を開始しました。
撮影技術×WEB知見×地域貢献
施設は地域の華ともいえる存在です。例えば不動産情報サイトにおいて住まい探しをするとき、近隣施設は必ず気になるポイントの一つと言えます。そもそも、人が集う場所というだけで大きなパワーを持っていることは言うまでもありません。不動産から視野を広げると、メディア・広告・個人ブログなどあらゆる人が美しい施設写真を利用することになります。すべての写真利用者によって地域の魅力をより良い形で発信されることが実は当サイトの最も大きな意義のひとつです。
管理者の地元は宝塚ですが、当サイト企画時分には同地域自慢の芸能団体での不幸と不祥事が取り沙汰され、必要以上に地域の魅力が下がってしまっているように感じています。また、100年後には日本の人口が3000万人程度に減ってしまうという統計も出ている昨今、コンパクトシティ化していく必然の将来に向け、地元発信でより魅力的な街・地域・都市作りに貢献することで、未来の担い手に自慢の街をつなごうというささやかな情熱も持っています。そしてこれは管理者自身に限らず、あらゆる街・地域に住む人の希望でもあります。
「よりよい街の魅力を発信するためのベース（基地）を持ち得るものから創り出そう」というのが管理者個人としての大きなテーマです。地元宝塚を手始めにこの先も息長く施設写真を撮り続け、地域に還元してまいります。
カメラマンの発信の場として
管理人がWEB制作を学んでいた頃、あるプロの鉄道写真家のお話を聞く機会がありました。そこで知ったカメラマンの世界は厳しいもので、まず写真でお金をもらうまでに5年以上修行の期間があり、お金をもらえるようになっても、もちろんカメラマン一本でご飯を食べられるようにはならないということです。その写真家の方は、あるコンテストでの入賞をきっかけにして鉄道写真家として知名度が上がり、有料の撮影案件を受注したのがお仕事としてのはじめての撮影との事でした。このサイトは施設を撮影する人の足が必要であり、これは一方で地域施設の数だけカメラマンの発信できるコンテンツがあるということです。地域の魅力を美しい写真から最大化するという意義に共感していただけるカメラマンのその技術とマインドが世に発信できる場としても活用される未来を目指しています。
各種関連法令について
当サイトでは建築物の著作権等について各種法令や判例に応じて公開を進めていますが、疑義がある場合は個人情報保護方針に記載されたアドレスまで直接（サイト内フォームは用途が異なるため正しく処理されません。）ご連絡ください。本件についてお問い合わせいただく際は事業体のユニークドメイン（フリーメールだとご連絡主体の確認ができないため。）でお願いします。また、当サイトの規約で、掲載写真の再配布や再販売、二次転用を目的とした利用は原則禁止しています。健全な運営にご協力いただけますと幸甚でございます。
撮影リクエストについて
当サイトでは順次施設写真を撮影・編集し公開していますが、ご希望の施設やユニーク（固有）なアングル・撮影条件等で撮影をしてほしいというご依頼を受けることがあります。そこで掲載・非掲載問わずあらゆる施設関係者・施設写真利用者の皆様から撮影リクエストを受け付けております。
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